『カエルの楽園』 ~ 子供たちを「9条教」感染から守るワクチン

テーマ:ブログ
リペアショップ鹿児島店の坂元です。


今回は、国際派日本人養成講座 ■■より、
『カエルの楽園』 ~ 子供たちを「9条教」感染から守るワクチンです。


 この寓話小説を読んだ子供たちは「憲法9条が平和を守ってくれる」という「9条教」に対する免疫ができるだろう。


■1.「どうしてこの国はこんなに平和なんだ」

「どうしてこの国はこんなに平和なんだ」と、カエルのソクラテスは聞いた。彼とロベルトは危険な旅の途中で多くの仲間を失いながらも、ようやく崖の上にあるナパージュ王国に辿り着いた。

 ここの住民は、昼間でも葉っぱの上に寝転んだり、水面に気持ちよさそうに浮かんだりしている。お祭り広場では、一日中、歌や踊りや芝居に興じている。

「それは、ぼくらが平和を愛するカエルだからだと思います」とハインツは答えた。「平和を愛するって、それだけで、敵がこなくなるのか?」と、ロベルトが訊ねると、ハインツは「ナパージュには『三戒』があるのを知らないのですか」と、説明を始めた。

「三戒」とは「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」の3つの戒めで、ナパージュの遠い祖先が作って以来、住民はずっと守り続けてきた、という。

「カエルと争うな、と言っても、もし襲われたらどうするんだ」とロベルトが口を挟むと、ハインツは「襲われるなんてことはありません。三戒が誕生してから、この国は一度も他のカエルたちに襲われたことがないんです。これは三戒のお蔭以外のなにものでもありません」

「争うための力を持つな」の戒めから、ナパージュのカエルは、生まれながら持っている毒腺を子どもの頃に潰してしまう、という。ソクラテスが驚くと、ハインツは残念そうに「毒なんか持ってるから争いが起こるのに」と溜め息をついた。そして、胸を張って言った。「もし、すべてのカエルたちが僕らの三戒を守れば、世界は永久に平和になるでしょう」


■2.描かれた9条教信者たちの正体

 百田尚樹氏の最新作『カエルの楽園』の一場面である。2月26日の発売後、まだ一ヶ月も経っていないのにアマゾンでは百件以上ものカスタマーレビューが寄せられ、5つ星評価で4.4、SF・ホラー・ファンタジー部門でトップという高評価である。

 この寓話小説が何をテーマにしているかは、上記の一節だけでも明らかだろう。小学生にもスラスラ読めるおとぎ話で、「憲法9条さえ守っていれば平和が保てる」という「9条教」の正体を鮮やかに描き出している。

 左翼マスコミではこの本は黙殺されており、百田氏のサイン会では爆破予告の電話まであったというが、9条教信者たちが、この小説で自分たちの正体がバレてしまうことに相当な危機感を持っているのだろう。

『カエルの楽園』では、9条教信者たちの正体がまざまざと描かれている。実際のストーリーは本を読んで貰うこととして、ここでは百田氏がカエルに託して描いた9条教信者たちを紹介しよう。


■3.「嘘つきだ!とんでもない野郎だ!」

 ソクラテスとロベルトがお祭り広場に行くと、大勢のツチガエルが集まっており、その中央にひときわ派手な色をしたツチガエルが立っていた。彼は「若い旅人さん、ようこそナパージュの王国へ」と歓迎してくれた。祭りを取り仕切っているマイクだった。

「ところで、若い旅人さん、あなたたちは、なぜ生まれ故郷を出て旅をしているのですか」とマイクに聞かれて、ソクラテスは答えた。「生まれた土地にダルマガエルがやってきて、仲間たちが食べられたからです」

 マイクの笑顔が消えた。「申し訳ないが、そんな話は信じられません。理由もなしにカエルがカエルを食べるなどということはありえません。ダルマガエルがアマガエルを襲ったというのが本当なら、それはあなたたちがダルマガエルを怒らせるようなことをしたからではないのですか」

「みんなもそう思うでしょう」とマイクが周囲のカエルたちを見渡して言うと、カエルたちは皆、「そうだ、そうだ」「こいつは嘘をついているんだ!」「嘘つきだ!とんでもない野郎だ!」

 優しかったツチガエルたちが、一斉に罵倒し始めたので、ソクラテスは動揺した。「自分たちだけの特殊な状況だったのかもしれません」と謝ると、マイクは「多分そうでしょう」と満足そうに言った。

「この世界は平和にできています。平和が壊れるのは、平和を望まない心があるからです。ダルマガエルとアマガエルとの争いも、ダルマガエルだけが悪いのではありません。あなたたちにも非はあったはずです。この国で是非それを学んでいってもらいたいと思います」

 それからマイクは集まったカエルたちの方に向かって、「みんなもソクラテスたちを温かく迎え入れてやってほしい。カエルの友はカエルです」 カエルたちは歓声を上げて、「カエルの友はカエルだ!」と唱和した。


■4.「それにわしらには関係ないことだ」

 崖の下の南側を見下ろすと、巨大な沼が広がっていた。沼の水はどす黒く汚れ、臭いが崖の上まで漂ってきた。近くにいた老ツチガエルが「あれはウシガエルの沼だよ。何百匹というウシガエルが棲んでいる」と教えてくれた。ウシガエルはあらゆるカエルを呑み込む巨大で凶悪なカエルだ。

「下の沼にはウシガエルしかいないのですか」とソクラテスが不安そうに聞くと、「他のカエルたちもたくさんおるよ。彼らは毎日、ウシガエルたちに食べられておるよ。風のない日は、ときどき彼らの悲鳴がここまで聞こえてくる」

 ソクラテスはぞっとした。「助けてやろうとは思わないんですか?」「助ける? どうやって? それにわしらには関係ないことだ。余計なことをしてウシガエルを怒らせたりしたら、いいことはなにもない。ナパージュのカエルは、他のカエルたちの騒動には関わらないのだ」

「あそこにウシガエルがいる」と、ロベルトが崖の中腹にへばりついている一匹のウシガエルを見つけた。「心配はいらん。あいつらはどうせ途中までしか上がってこない」

「どうして途中までしか上がってこないのですか?」とソクラテスが聞くと、「三戒があるからだ」 年老いたツチガエルは、何度同じ事を言わせるのだというようなうんざりした顔で、どこかへ跳んでいってしまった。


■5.「謝るべきだ!」

 ソクラテスとロベルトは、この国一番の物知りが、毎日、朝と夜に、ハスの沼地で皆を集めていろいろな事を教えているという噂を聞いて、やってきた。浅い沼の周辺には多くのツチガエルが集まっていた。一番大きなハスの葉に、一匹のでっぷりと太ったツチガエルが飛び乗った。それがデイブレイクだった。彼は話し始めた。

__________
 この国はますます悪くなっていきます。食べ物はどんどん少なくなり、我々の生活はさらに苦しくなっています。世界でも下から数えた方がいいくらいのひどさです。

 いったいなぜ、こんなひどい国になってしまったのでしょうか。それはわたしたちが急速に謝りの心を失ったからに他なりません。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ソクラテスは驚いた。旅で多くの国を見てきて、この国の暮らしが安全で豊かだと思っていたからだ。しかし周囲のカエルは一斉に「そうだ、そうだ、その通り」と叫び、拍手を送った。

__________
 近頃、若いカエルたちが謝りの心を失いつつあります。噂では、もう謝る必要はないと言い出すものまで出てきているといいます。わたしたちが謝りの心を失いつつあることによって、ナバージュを取り巻く近隣の国のカエルたちが怒っています。わたしたちはどうすべきだと思われますか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 「謝るべきだ!」という声が一斉にあがった。デイブレイクは満足そうにうなづくと「その通りです」と甲高い声をあげた。デイブレイクの声にあわせて、カエルたちの「謝りソング」の合唱が始まった。

__________
我々は、生まれながらに罪深きカエル
すべての罪は、我らにあり
さあ、今こそみんなで謝ろう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 合唱が終わって、カエルたちが解散すると、ソクラテスはデイブレイクに近づいて、話を聞いた。デイブレイクによると、ナパージュのカエルは残虐で、かつては周辺のカエルの国を奪い、大勢のカエルを虐殺したという。

__________
 ナパージュのカエルたちを放っておくと、また周辺のカエルたちに争いをしかけるようになります。ですから、わたくしが毎日こうして集会で、みんなの考えが正しい方向に行くように指導しているのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ナパージュのカエルたちの残虐性を抑えるために、「三戒」があり、「謝りソング」があるという。

 デイブレイクと別れると、ロベルトが「立派なカエルだね」と感心したように言ったが、ソクラテスはすぐには同意できなかった。様々な国を見てきたソクラテスには、ナパージュが「世界でも下から数えた方がいいくらいの国」という言葉がどうしても真実とは思えなかったからだ。


■6.「自分たちのことは自分たちで守ってほしい」

「この国の平和は三戒ではなく、スチームボート様のおかげだ」と一匹のカエルが秘かに漏らした話を聞いて、二人は東の岩山の頂上に住んでいるというスチームボートに会いにいった。

 頂上の古い松に巨大なワシが止まっていて、それがスチームボートだった。恐る恐る話しかけたソクラテスに、スチームボートは語り出した。

 昔、スチームボートがここにやってきた時、この国のカエルたちは追い出そうと抵抗したが、スチームボートに何百匹も虐殺された。カエルたちはスチームボートに謝り、この場所を提供した。今ではカエルたちがいろいろと便宜を図ってくれるので、スチームボートもカエルたちを守ってやっているという。

 ソクラテスは思った。こんなに恐ろしいワシがいるなら、誰もこの崖の上にやってはこないでしょう。ナパージュの平和は「三戒」のお蔭などではなかったのだ。

 しかし、スチームボートはこうも言った。「わしももう年老いた。そろそろツチガエルたちも、自分たちのことは自分たちで守ってほしいと思っている」

 スチームボートが守ってくれなくなったら、ナパージュ王国はどうなるのだろうか。「三戒」だけで本当に平和を守れるのだろうか?


■7.「ぼくらはこの国では誰にも理解されない嫌われ者さ」

 スチームボートと同様に、ナパージュを守っているツチガエルの3人兄弟がいると聞いて、ソクラテスとロベルトは会いにいった。スチームボートのいる東の岩山のふもとにいるという。そこに行くと逞しい三匹のツチガエルが身体を鍛えていた。

 長男がハンニバル、弟たちがワグレラとゴヤスレイと言った。彼らは危険なウシガエルを絶えず見張っているという。それは彼らの亡き父親から「ウシガエルにこの国が襲われるようなことになったら、お前たちは命を懸けて戦え」と命じられたからだという。

 三戒は「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」と命じているが、ハンニバルは「仲間が殺されるときには戦うよ」と言う。そして三戒を破ったことで、「そのときは多分---ぼくらは縛り首になる」。

「吊されるのがわかっていても、戦うのですか」と聞くと、「それが父の教えだからね。ぼくらはこの国では誰にも理解されない嫌われ者さ」とハンニバルは寂しげに微笑んだ。


■8. 「9条教」への免疫

 それからしばらくして、一匹のウシガエルが南の崖を登ってきたという事件があった。ハンニバル兄弟がすぐにやってきて睨みを効かせると、ウシガエルはくるりと背を向けて、崖のふちから降りていった。

 それを見ていたデイブレークは「これが三戒の力です!」と大声で叫んだ。三戒があれば、ウシガエルも手出しができない。今後、ウシガエルが崖を登ってくることはありません、と断言した。

 そして、その夜のハスの沼の集会で、デイブレイクは、ハンニバル兄弟の危険性を訴えた。

__________
 彼らはウシガエルを挑発したのです。そのせいで、もう少しで、ウシガエルと争いになったかもしれません。そうなれば大きな戦いになった可能性があります。最悪の結果、何の罪もない我々がハンニバルのせいで命を失ったかもしれないのです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ここから物語は恐ろしい結末に向けて急展開していくのだが、それは『カエルの楽園』で読んでいただきたい。

 これを詠めば、子供たちも「9条教」がどんな恐ろしい未来をもたらすかが分かり、いくら日教組や左翼マスコミが「9条教」を教え込んでも、感染しなくなるだろう。そうした「免疫」を持った子どもが一人でも増えれば、それだけ恐ろしい未来が現実に彼らに降りかかってくる危険が減るのである。
(文責:伊勢雅臣)

【ハーバードでいちばん人気の国・日本】

テーマ:ブログ
リペアショップ鹿児島店の坂元です。


今回は、佐藤智恵氏の心に響く言葉より…【ハーバードでいちばん人気の国・日本】です。



ハーバード大学経営大学院のイーサン・バーンスタイン助教授が「テッセイの物語を教材にしたいんだ」と熱い思いで語ってくれたのは、2014年6月のことだ。

テッセイとは、「JR東日本テクノハートTESSEI」(以下、テッセイ)のこと。

JR東日本が運行する新幹線(東北・上越・山形・秋田)の清掃業務を請け負っている会社である。

あの「新幹線お掃除劇場」で有名になった会社といえば、ご存じの方もいるだろう。


バーンスタイン助教授は、その年の春、テッセイを訪問し、これ以上ないというくらいの感銘を受けた。

日本人のリーダーや従業員の皆さんがやり遂げたことがどれだけすごいことか、熱弁をふるうバーンスタイン助教授をみて、ハーバードにもこんなに日本企業のことを評価してくれている教授がいるんだ、と感激したのを覚えている。


時をほぼ同じくして、「ハーバードでいま、いちばん人気のある国は日本なんですよ」と現地の日本人留学生から聞いた。

なんでも日本への研修旅行は毎年、100名の予約枠がすぐに埋まってしまうほどの人気ぶりだという。


日本にいると気づかないが、ハーバードで取材をしていると、日本が世界に大きな影響を与えてきた国であることをあらためて実感する。

世界初の先物市場が、日本で生まれたこと、戦後の日本の経済成長が、新興国の希望となってきたこと、日本のオペレーションシステムが、世界の人々の道徳規範となってきたこと…。

こんな話を教授陣から聞いているうちに、何だか私の心まで熱くなった。


1900年、アメリカで出版された『武士道』(新渡戸稲造著)は、リーダーの道徳規範となり、セオドア・ルーズヴェルトやジョン・F・ケネディに愛読された。

終戦後の1946年、原爆投下後の広島を取材した『ヒロシマ』(ジョン・ハーシー著)は、アメリカでベストセラーになった。

1980年代、ハバードの教員をはじめとする知識人は皆、『ジャパンアズ ナンバーワン』(エズラ・F・ヴォーゲル著)を読んでいた…。


2000年代前半の金融不祥事、2008年の金融危機を経て、いま、欧米の金銭至上主義が限界を迎えているといわれている。

そんな時代だからこそ、日本が世界に教えられることはたくさんあるのではないだろうか。


テッセイの再生物語は授業で教えられるやいなや、大反響を巻き起こしている。

バーンスタイン助教授のもとには学生から「こんなリーダーシップがあるなんて、思いもつかなかった」「テッセイの話は私の価値観を変えてくれた」といった熱烈なコメントが寄せられている。

日本企業の事例はどれも「お金で人は動かない」「人を大切にせよ」と本質的なことを教えてくれる。

そこが欧米人の学生をハッとさせるのであろう。


『ハーバードでいちばん人気の国・日本』PHP新書





テッセイについては同書(ハーバードでいちばん人気の国・日本)にはこう書かれている。


「新幹線お掃除劇場」が誕生したのは、2005年、矢部輝夫さんがテッセイの取締役経営企画部長に就任したことがきっかけだ。

それまで安全対策の専門家としてJR東日本の要職を歴任してきた矢部さんが、まったく畑違いの清掃会社の役員に就任することになったのである。

テッセイは当時、JR東日本のなかでもそれほど評判のよい会社ではなかった。

乗客からのクレームも多く、離職率も高い。

ほんとうにトラブルだらけの会社だったのである。


矢部さんが最初に行ったのは、現場を徹底的にみて回ることだった。

それまで役員が現場に来ることなどなかったため、新幹線の清掃現場に現れた矢部さんをみて従業員はビックリしたそうだ。

矢部さんが気づいたのは、従業員のあいだに「自分たちはしょせん清掃スタッフ」という意識が蔓延していたことだった。

清掃自体には非常にまじめに取り組んでいる。

しかし、「いわれたことをそのとおりやってもらう」という会社の管理体制が、やる気を失わせているように思えた。


矢部さんがJR東日本時代、安全システムの専門家として学んだのは、「マニュアルどおりやるだけでは事故はなくならない」ということだ。

「安全と密接な関係を持つ人間の心理を30年以上追求してきた身として、テッセイに必要なのも同じく、何よりも人間のやる気を高めることだと思いました。怒って改善できるものなら、私だって怒って命令してやらせます。しかし、30年の私の経験では、ただ怒っても人間のミスは治らないのです」(日経BPネット)


矢部さんが行ったのは、新幹線の清掃という仕事の価値を「再定義」すること。

次のような言葉を何度も従業員に投げかけたという。


「失礼だがみなさんは、社会の川上から流れついて今、テッセイという川下にいる。

でも、川下と卑下しないでほしい。

みなさんがお掃除をしないと新幹線は動けないのです。

だから、みなさんは、お掃除のおばちゃん、おじちゃんじゃない。

世界最高の技術を誇るJR東日本の新幹線のメインテナンスを、清掃という面から支える技術者なんだ」


すぐには変わらなかったが、言い続けているうちに、従業員が少しずつ変わりはじめていくのがわかった。

それだけではない。

矢部さんは、自ら現場の一員となり、現場の問題を率先して解決する役目を引き受けた。

従業員の不満や提案を、“価値のある助言”として聞き入れたのだ。

現場と経営陣とのあいだの距離が遠いというのが、この会社の根本的な問題だと感じていたからである。


待機所に石鹸がない、エアコンがない、といったことに一つひとつ対応し、信頼を勝ち得ていった。

これまでどれだけいっても実現してもらえなかったことが、目の前で改善されていくのをみて、従業員は驚きを隠せなかった。

「自分が提案したことを矢部さんは実現してくれる」


従業員たちは次々と、改善案を提案するようになった。

清掃パフォーマンスをさらに効率的にするにはどうしたらいいか。

どんな清掃用具がいいか。

ホームにいる乗客に、清掃を目で楽しんでもらうにはどうしたらいいか。

浴衣(ゆかた)、アロハシャツ、帽子、整列して一礼、などはすべて現場からのアイデアだ。


こうした提案を次々に実現していくうちに、いつしか多くのメディアが注目するようになった。

とくにこぞって特集を組んだのは海外メディアだ。

CNN、BBCなど世界中のメディアで紹介された。


なぜこれほどまでに注目を集めたのか。

7分で1人1車両を完璧に掃除する、という奇跡的なオペレーションが目でみて面白い、ということはもちろんある。

しかし、それ以上に、働いている従業員が皆、誇りとやりがいをもって仕事をしていることが、欧米人にとっては信じられないことなのだ。

階級社会が色濃く残る欧米で、清掃の仕事にやる気満々で取り組んでいる人はほとんどいないといってもいいだろう。

ところがテッセイの従業員は皆、情熱をもって仕事をしている。

それはお金のためというよりは、「人のために役立っているのが楽しい」と感じているからである。


3K(きつい、汚い、危険)と呼ばれ、一般的には敬遠されるような職場で、やりがいをもって仕事をしている。

それこそがまさに「奇跡」なのだ。


(以上本書より抜粋転載)


ハーバードの授業というと、最新のITや世界的な大企業などのケース(事例)を取り上げ、それを議論するのではないか、というイメージがある。

しかしながら、日本の、それも非上場の清掃会社の事例が、すごい人気だという。


『日本企業の事例はどれも「お金で人は動かない」「人を大切にせよ」と本質的なことを教えてくれる』

先の読めない変化の時代は、本質に返って、もう一度足元を見直すことが必要となる。


どんな時代になろうと、本質をついた経営は世界でも通用する。


世のため人のために

テーマ:ブログ

リペアショップ鹿児島店の坂元です。

神職、西邑清志氏の心に響く言葉より…「世のため人のため」です。

 


日本全国の神社で奏上される祝詞(のりと)に「神社拝詞(じんじゃはいし)」があります。

この祝詞の中にある「世のため人のために尽くさしめ給(たま)へ」という言葉は最も大切な言葉です。


「個人主義」が、いま日本国内に蔓延(はびこ)ってしまっております。

個性を大切にすることはもちろん重要です。

ただ、個人主義というのは、「私が私が」や「自分が自分が」という、あくまでも自分の主張を貫き通す、いわゆる「我を通す」自分本位な個人主義の日本人が多くなってしまっていることです。


「他の人よりも自分がよくなりたい」

「自分たちだけが、よくなればいい」

ということも格差社会の風潮を煽(あお)っているようにも思えます。


また、他人を陥(おとしい)れたり、騙(だま)したり、嘘をついたり、悪口を言ったり、不平や不満を言ったり、愚痴を言ったりしていると、それはやがて自分に返ってきてしまいます。

「自分は自分。他人は他人」というのは、冷たいというか寂しいですね。


最近のお祭りでは、お神輿(みこし)を担(かつ)ぐとき「はい、はい」や「そいや、そいや」などの掛け声でお神輿を担ぎます。

戦前の日本では、お神輿を担ぐときの掛け声は「わっしょい、わっしょい」でした。

「わっしょい」とは、みんなの輪(わ)が一緒になる《輪が一緒になる》輪一緒い(わっしょい)なんだと。


『神さまへの願いの届け方』かんき出版

 


城野宏氏が提唱した脳力開発の「変革の指針」の中に、こういう言葉がある。

「同志と協力者を一人ずつ増やしていくことが変革の過程である」


「世のため人のため」に生きる人と、その反対の「自分の利益のため」に生きる人とがあるが、「自分の利益のため」だけに生きる利己的な人には、同志や協力者は現れることはない。

自分のことしか考えない「利己」の人を応援する人はいないからだ。


また、「和して同ぜず」という言葉もあるように、「和」とはただ仲良くするだけではない。

協調はするが主体性を失わず、道理に外れたようなことはしない、ということ。


誰からも好かれ応援される人は、世のため人のために動く「利他」の人。

利他の人でありたい。

 

【潜在意識マゾ説】

テーマ:ブログ
リペアショップ鹿児島店の坂元です。

今回は、ひすい こたろう氏の名言セラピーより【潜在意識マゾ説】です。




 

いま、ニッポンの夜明けを告げる物語を
書いてるんですが、

舞台が幕末になるので


よむべく歴史の文献が何百冊とあるんですね。

さすがに歴史ものは調べないとかけないんで、
読む必要があるんですが、
実は、僕は読むのがめちゃめちゃ遅いんです。


まともに読んだら、文献を読むだけで3年はかかりそう。


どれくらい読むのが遅いかというと、


昨日1日で読んだ分が、28冊です。

1日28冊。

1日28冊しか読めなかったんです。


「いや、いや1日28冊って多いでしょ」
って思ったでしょ?


うん、実は、自慢だから^^


自慢ね、ひすいこたろう、大好きだから(笑)


でもね、読むのが遅いっていうのはほんとなんです。

じゃあ、どうして1日に30冊近くも読破できるかというと、

読むのではなく、「感じる読書」をしてるわけです。


これは僕が編み出した方法なんですが、

まず、これから書く本がもう未来にはあるって決めつけちゃうんです。

未来には
読者のハートをノックアウトするベストセラーを
俺はもう書き上げている

と、想像するわけです。


想像したら、

「想像」は「創造」だから、
もうその本は未来の次元には存在するわけです。

 

「ないもの」を探すのではなく
未来に「あるもの」を探すわけだから、
だいぶ気がラクになるんです。


あとは、

「その本に必要な情報よ、目に飛び込んでこい!」

と自分に命令します。

命令されたら、一応、自分で、「オッケー。任せておっき~な~」と応えるのがお約束です。


「任せておっき~な~」
と、ちょっとふざけることで
クスっとなり、余分な力が解き放たれ
リラックスできる効果を計算に入れています。
潜在意識は、リラックスしてるときに本領を発揮するからです。


なので、語尾は、
「オッケー任せてポンキッキー」とか
「オッケー任せてブロッケンジュニア」とか
各自でアレンジください。

 


実は自分に命令するのはとても有効で
これは、「朝にキク言葉」にも書いた話になりますが、


僕は東海道新幹線によく乗るのですが
すぐに熟睡してしまうので、
たいがい、富士山を見逃しちゃうんですね。


でも、出版界の「ミスターマウント富士」と呼ばれる
ひすいこたろうとしては、
富士山は見たいわけです^^


じゃあ、どうしたかというと、

自分に命令してみたんです。


「富士山が一番きれいなところで起こせ!」と。
(これは、声に出さなくてもオッケーです)

ただ、このときも、自分で、「オッケー。任せておっき~な~」と自分で応えるのはお約束です。


するとね、かなりの確率で
富士山がきれいなところで
パッと目がさめるようになったんです。


これも「朝にキク言葉」に書いたとおりなんですが、
日によっては、ひざあたりを
トントンってされた気がして
目をあけるとバーンと富士山だったりもするんですね。
となりには誰もいないのに。

無意識は、トントンまでやってくれる。


この試行錯誤は、僕の中で、
「東海道線、マウント富士の荒業」と名付けているんですが、

東海道線に乗るたびに、
このマウント富士の荒業を繰り返し、


自分の無意識は、自分の命令に、ものすごく従ってくれるという確信をもつに至りました。
むしろね、無意識は命令されるのを望んでいるとさえ感じましたね。
潜在意識マゾ説です(笑)


その発見を読書に応用したわけですね。

 


未来において完成した本を想像して、

「その本に必要な情報よ、目に飛び込んでこい!」

と自分に命令し、

自分で、「オッケー。任せてブロッコリー」と応える。

あとは感じるままに読まずにページをバンバンめくっていくだけなんです。


すると、必要な情報だけ、おもしろいくらい目に飛び込んできます。

 

例えば、赤って命令しておけば
普通に1日中、赤に目がいくでしょ?


同じことなんだ。

 


天才も凡人も遺伝子でみたらもうほぼ一緒です。
人間であればもうほぼ一緒なんです。


じゃあ、何が結果をわけるかというと、


自分を使いこなしてるかどうか、なんです。


自分に命令してみてね。

 

 

ランチ食べる場所も、

「いまの自分の体を最高にいたわってくれるご飯屋さん、目に飛び込んでこい」って
命令して街を歩いたりね。

 

いろいろ試して
おもしろい例がでたら、
下記のメールアドレスに報告よろしくね。


件名は「オッケー。任せてチョモランマ~」でよろしく。

ひすいこたろうでした(^^♪


           

飢饉普請(ききんぶしん)

テーマ:ブログ

リペアショップ鹿児島店の坂元です。

坂本啓一氏の心に響く言葉より… 飢饉普請(ききんぶしん) です。

以前、新潟市の北方(ほっぽう)文化博物館の館長が、飢饉のときの伊藤家の対応を話されていているのを思い出し探したら、下記の内容のブログを見つけましたので紹介します。

お金持ちのお金の使い方!さすがです。

お困っているときはお互い様、と自分の損得を考えずに助けた者は、みんなが応援するからのちのちまで隆々として繁栄します。

皆がお金の使い方を知っているその人に、いつまでもお金持ちでいてほしいからです。

以下、その内容です。

 

日本の商人道を確立したといわれる近江商人には「飢饉普請(ききんぶしん)」という言葉があります。
 飢饉、つまり、その年の収穫が不作で、近隣農家が困っていたら、普請しなさい、ということです。


 普請して、農家の人に働いてもらい、賃金を出しなさい。
お金を貯めるばかりではなく、飢饉のときこそ、出し惜しみすることなく使いなさい。
できるだけ長く働いてもらいなさい。

 

 阪神・淡路大震災直後、ラーメン一杯5000円で売ったお店がありました。
 同じとき、幸いにも自宅のガスや水は早く復旧したので、お風呂をご近所に開放した会社社長がいました。
 社長の名前が「川上さん」と言ったので、「川上湯」とみんなに呼ばれ、感謝されていました。

さて、街が復興した後、くだんのラーメン店は倒産してしまいました。
 一杯5000円で得た利益はどこにも残らなかったわけです。
 一方、川上社長の会社は、震災前に比べ、10年後の現在、売上、利益共に5倍に成長しています。
 社長を後進に譲り、自らは近隣のボランティア活動に忙しい毎日を送っておられます。

『気づいた人はうまくいく!』日本経済新聞出版社

 

 

以前、新潟市の北方(ほっぽう)文化博物館というところに行ったことがある。
ここは、江戸時代から昭和にかけ、新潟一の大地主であり、豪農だった伊藤家を博物館としたものだ。

 全盛期に所有していた土地が、1300ヘクタールというから、東京ドーム300個分の広さだ。
 伊藤家には、良寛和尚を始めとして、明治維新で活躍した

勝海舟や山岡鉄舟、西郷隆盛、伊藤博文らの書が所蔵され、当時のそうそうたる人物が訪れたという。

 伊藤家は、飢饉のときには、近隣の困っている農民を集め、自宅の庭に穴を掘ったり、

築山を造ったり、また埋めたりという工事をさせ、仕事に出さえすれば誰にでも賃金を支払った。
ただお金を配るのではなく、仕事をさせて農民を救ったのだ。


 伊藤家の家訓に、「田地買うなら精々悪田を選び、悪田を美田にして小作に返すべし」

というものがあるが、そこには小作人を大事にする、という気持ちがこめられている。

 誰もが途方にくれる震災や、天災に出会ったとき、商人の本当の値打ちがわかる。
 一時の利益に目がくらみ、他人の不幸につけいり、

小さな儲けを得ようとするものは、後に必ず衰退している。

 反対に、困っているときはお互い様、と自分の損得を考えずに助けた者は、

のちのちまで隆々として繁栄している。


 皆が困っているときは、飢饉普請までは出来ないにしても、

せめて損得は考えずに人のお役に立ちたい。

 

 

 

記事テーマ一覧

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2016/05      >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

ブログランキング

フリースペース

ブログバナー

プロフィール

招き猫

靴修理店 店長ブログ!

鹿児島市西千石町のフレッセ厚生市場内にある靴修理・鞄修理・合鍵作製の店「リペアショップ鹿児島店」です。

ホームページ

このブログの読者

読者になる
読者数:0人

お気に入りブログ

最近のトラックバック

参加コミュニティ一覧