鹿児島市西千石町の「フレッセ厚生市場」にある靴修理・鞄修理・合鍵作製のお店です。
 

店 名   リペアショップ鹿児島店
住 所   鹿児島県鹿児島市西千石町13-11
電 話   099-223-1766 
店舗URL http://ebisusama2322.on.omisenomikata.jp/


メイド・イン・ジャパンは健在なり

テーマ:ブログ



リペアショップ鹿児島店の坂元です。



今回は、タビオ㈱ 代表取締役会長 越智 直正より、「メイド・イン・ジャパンは健在なり」です。




私の修業時代の1960年代、靴下業 界では靴下編み機をはじめ生産補助 機器や素材の開発が進み、日進月歩 の勢いがありました。

日本独特の繊 細な感覚と熱心な技術者同士の競争 によって、日本製の靴下は世界最高 峰という評価を受けていました。そ の誇りは高く、一生懸命つくった靴 下を先輩に見てもらう際に「これで も靴下か」と厳しく叱られ、精神的 に一番辛かったものです。

そんな靴下業界がいつしか品質よ りも価格を追う時代を迎え、輸入品 の急増で流通業者や工場の淘 とう 汰 た が進 みました。良品の生産に欠かせない 日本の精微な編み機メーカーや関連 機器会社でも転廃業が進むなど、業 界が一変しました。

今や国内生産の 靴下が市場に占める割合は、1割ほ どにまで減少してしまいました。 衰退してゆく業界に頭を抱えてい た頃、知識集約型産業の三大産業は ファッション、コンピューター、航 空機であることを本で知りました。

コンピューターや航空機のような高 度な産業と、靴下を含むファッション 産業が同じ分類であることに衝撃を受けました。

知識集約型産業の特徴 は、ハードウエアとソフトウエア が車の両輪のごとく密接に連携する ということでした。言い換えれば、 製造(ハード)と販売(ソフト)の 密接な連携です。

しかし当時は当社も販売予測に基 づいて発注し、工場は受注したもの をただ生産するだけで製販は完全な 分業体制でした。知識集約型産業の 基本にも当てはまっていないことを 思い知ったのです。

当時、当社の主力得意先であった 女性ファッション専門店では靴下は 雑貨の一部にすぎず、ファッション 品としての市民権がありませんでし た。
製販が一体になるには、自ら靴 下専門店をつくって、靴下に市民権 を与えることが先決だと思い、靴下 専門店の開発に全部門の力を結集し ました。

そうしてできた「靴下屋」は予想 以上の成績をあげ、出店要請が全国 各地から相次ぎました。店舗数が増 えると、従来の発注・生産方法では リスクが高まります。それに靴下は 流行の変化が激しいため、素早く対応しなければお客様のご要望につい てゆけません。

適時・適品・適量・ 適価による即時対応が絶対条件なの です。 そこで、私は店頭主導で動く生産 ネットワークの構築が必要だと考え、 糸 いと 商 しょう や染色工場など、生産にかかわ る企業を回って協力を要請しました。

当社で集約した店頭情報を毎日関係 各社に流すシステムを構築すること で、工場への発注を季節の立ち上が り分だけにとどめ、後は協力工場そ れぞれが店頭状況に応じて生産調整 をすることにしたのです。

これは国 内生産だからこそ可能な方式でした。 追加生産は商品力で決まるので、 各協力工場は質・量・価格を競い合 い、他社を寄せつけない強みが出ま した。機種別の専門工場制にした結 果、糸の種類も工場ごとに集約され、 量的需要に対応できる体制ができた のです。

こうして、お客様を頂点に、靴下 にかかわる全産業が一枚岩になり、 知識集約型産業の骨子を完成できま した。今日も日本製の靴下を皆様に お届けすることができています

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