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学習の転移に関するメモ

テーマ:先生日記
メモです。

情報活用能力を考えるにあたって,そもそも「活用」とは何ぞや?の話。

*ここから,先は私の聞きかじりや偏見が入っているので,間違ってここを検索した人は,参考にしてはいけない。

そもそも「活用」って何だろう?

国立教育政策研究所のレポートをみると,それは「転移」と「適応」だろう,と書いてある。

まずは,「転移」。

すなわち,「学習の転移」について,頭の中を整理。

■学習の転移
学習の転移は,比較を前提をした「対比」と「類推」によって営まれる脳の働きだ(と思う)

私たちは,直面した問題の解決を試みるとき,既有知識や体験と比較し,「対比」によって類似点や相違点という特長を把握する。
そして,過去の経験の中から類似した文脈や構造(注)を見つけ,直面の問題に当てはめて解決しようと推理する。
これが「類推」であり,この一連の流れで,「学習の転移」が行われると,私は考えている。

そして,学習の転移がスムースに行われるには,表面上の類似性でなく,関係や構造の類似性から推測する必要がある。

だから,「活用」する力を身に付けるために子どもたちに必要なことは,
(1)類推の基となる知識や体験を,発達の段階に応じて積み重ねること。
(2)「対比」や「類推」・・・比較したり,関連付けたりする力を育てること。
に尽きると思うのだ。

ところが,「情報活用能力」を育成しようと考えたとき,実は,学年の段階に応じた目標など存在していない。
*情報モラルモデルカリキュラムや情報活用力モデルカリキュラムは存在する。

転移がはかりやすい類推の基となるのは,知識や手続きの「関係や構造」である。

私たちはそもそも,情報教育の目標の三観点をバランスよく育成するにあたり,この三観点の関係や構造に目を向けていなかったのではないだろうか?

三観点の関係や構造に目を向けた学びを子どもたちに経験させ,それが子どもたちに内在する知識の構造に影響を与え,調整が行われたとき,はじめて情報活用能力の素地が育つ。

それが,表現やコミュニケーションにいかされたとき,真に情報活用能力が育ったと言えると思うのだ。


過去の経験を「あてはめて」,目の前の問題に適用する「活用」の在り方と,
身についた知識や手続きを「つかいこなして」,表現やコミュニケーションにいかす「活用」の在り方。

私は,この二つを意識しながら,残りの勉強を進めなければならない。

先は,長ぇな。



注)
《文脈》あるいは《脈絡》といった平面的関係
因果関係,対立関係,順序関係,補完関係,位置関係,配置関係,組み合わせ,組成,時間的連鎖

《構造》
全体・部分関係,包含関係,密度,優劣,優先順位,内外,骨組,階層,システムといったといった階層的関係






いのうえの

テーマ:その他
金曜日は,長期研修者の仲間である大口の先生のご自宅に訪問してきました。

麻雀に誘われたのです。片道1時間40分の遠征でした。

朝の9時から夜の11時までの健康マラソン麻雀。

知力と運力のガチンコ勝負。
楽しかったです。

私の成績は,+320ポイントでした。
(もしお金を賭けていたら,大勝ちだったね?と苦笑されてしまいました)

それよりも何よりも,先生方の読書量にはびっくりしました。
壁一面に専門書がぎっしり。

さすが長期研修にくる先生って違うなあと,妙に感心しました。

そして,ひさびさに鳥肌が立った本がありました。



熊本であった井上雄彦の最後のマンガ展の画集「いのうえの 満月篇」

これは素晴らしかった。

誇張ではなく,私の両腕に一斉に鳥肌が立ったので,大口の先生がびっくりされていたようです。

私は,幼少の頃,両親にさまざまな画集(ダリとかゴッホとかシャガールとか)みせられて育ちましたので,絵に対しては人一倍関心があります。

ですので,この「いのうえの 満月篇」の墨絵には本当にしびれました。

なぜ,私はこの展覧会にいってないのだろう
なぜ,鹿児島出身の漫画家の展覧会がなぜ鹿児島ではなく,熊本で開かれるのだと,悔しくもなりました。

by http://www.flow-er.co.jp/


そして,強烈な創作意欲。

絵はいいよなあ。

と思いつつも。

月曜日は,研究の中間発表のリハーサルがあります。

プレゼンも完成していません。

やばい・・・。

ただですね,

感動する「感性」は身に付けたいですねえ。

このマンガ展を見にいっていないことは,本当に悔やまれます。

この画集,東北関東大震災の義援金のために期間限定でWEB販売されています。

山岡士郎が怒る,給食写真の撮り方

テーマ:学校ホームページ
前回,キッズ☆ブログのアドレスも公開したけど,これも差しさわりがないかな。

今はなき,学校ホームページの一コーナー

「城南LUNCH」(学校給食のコーナーです)



「山岡士郎が怒る」って,タイトルはそのまんま。

美味しんぼで否定されていた写真の撮り方です。

ティルトシフトと呼ばれるレンズをつかうと,このような写真になります。

こうすると,違いがわかりやすいかな?

(元の写真)


(ティルトシフト+彩度調整)



多くのグルメ雑誌,番組で使われている手法なのです。

私みたいによく使う人間になると,テレビを見ていても「ああ,これ彩度あげているわ」と気づきます。

この撮り方を,
「真実を伝えていない」と批判するのか
「雰囲気を伝えるんだ」と肯定するのか

それは決着がつかないところですが,まあ,学校においては,歪めた真実を掲載する手法として,ふさわしくはないでしょう。

山岡士郎さんが怒るのも無理はない。

最近のAndroid携帯では,無料でこのような写真をとるアプリが公開されています。

放置気味の別ブログでその方法を紹介していますので,興味のある方はこちらへどうぞ

「個別学習」と「協働学習」

テーマ:その他
教育の情報化ビジョンによりますと,学びのイノベーションは次のように提案されています。

情報通信技術を活用して、
一斉指導による学び(一斉学習)に加え 、
子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学び(個別学習)、
子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学び(協働学習)を推進


なぜ,協働学習って言葉がでてきたのだろうか,というのが今回の記事のテーマ。

以下,私の私見です。

文部科学省の資料では,協働と協同といろいろでています。(使い分けは調べ中?)

世の中に出回っている本の多くは「協同」学習です。

他県の教育委員会が参考にしているのは,どうやら↓の本です。

学習って,個人でするものではなくて,社会の中で相互干渉しながらダイナミックに進むものだと思います。

ですが,それは個人がそれぞれ個性(多様性)をもっていないと,ただ,集団の知が低下するだけなんですよね?(他人の意見に左右されるだけなので)
個性伸長という意味での個別学習も重要になります。

また,人は創造的な解決を試みるときに類推という思考をとりますが,その際の基盤となるのは,既有知識や体験です。

個人のもつ情報の質や量には限界がありますから,集団でそれぞれの情報を共有することが,類推の基盤の拡大につながります。

個別学習でうまれた多様な考えが対話によってコラボレートするとき,新しい知は生まれる。

だから,個別学習と協働学習は両輪で進むのだと考えます。

また,ICTは個に応じた学習の手助けになるだけではありません。

情報化社会においては,ICTをつかって,「いつでも,どこでも,だれとでも」,情報交換が可能となり,協働的な学びが可能になりました。

これがCSCL(computer supported collaorative learning)の思想だと私は思うのです。

CSCLの思想については,この本がおすすめ。

collaorativeの言葉が使われているので,訳すと,「コンピュータによる協働学習」になるのかな。協同学習は,cooperativeのはず?

この本は図書館にも置いてありましたが,閉架しているので,書庫からだしてもらう手続きが必要です。

実践レベルでは,いつ可能になるのでしょう?

ちょっと記事が長くなりそうなので,次に記事に分けて書きます。


学校ホームページ閉鎖訳&避難先

テーマ:学校ホームページ
ひさびさに勤務先のホームページをみたら,大幅に変わっていました。

しかも,

中ボスに言われて削除したはずの過去ホームページのリンク先が復活している,なぜ?

(経緯)
χ:学校ホームページ閉鎖して(4月)
私:一年間は閉鎖先のリンクをつけますね(4月)
χ:すまないが,リンク先も削除して(6月)
私:わかりました。削除します(6月)
過去ホームページのリンク先がいつの間にか復活←(なう!)

知らないよー,リンク先も削除したのに・・・・。

学校ホームページを閉鎖した理由は過去ブログにかいたけど,あれは建前で「真の理由」は別にあります。
(そんな重たい理由ではありませんよ^^)

閉鎖については,保護者参加の理事会でも了承を得たと,勤務先を離れてから聞きました。

学校HPについては,私は与えられた仕事を一生懸命した職人のつもりでいます。

クライアントがそういう意向であれば従うのみです。

ただ,4月に勤務先に戻ることがあっても,私が学校ホームページに携わることは二度とないでしょう。
(無駄な仕事はしたくないですからね)

ですが,こどもたちが三年間かいたキッズ☆ブログを多くの人に見てもらえないのは残念。
(うっしーさんからのコメントも入っていましたし)

ということで,こちらでキッズ☆ブログのアドレスを掲載してみることにしました。

これは,特に問題はないと思うのですが,また身内からクレームがでたら削除します。

キッズ☆ブログ→アドレスはこちらです

ついでに,ダウンロード回数の多かった校章の画像データも貼っておきます。
これは,私がデザインしたものですので,正確な校章ではありません。
(本物の鳩マークは曲線ですから)

 

需要のある方は,右クリックして画像を保存してください。






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プロフィール

電脳ケンさん

H7-H9 文部省指定
僻地高度情報通信設備活用方法研究事業に従事

2003第1回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)

2004第2回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)

2005第3回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)
文部科学大臣賞受賞


2006第4回全日本小学校ホームページ大賞
鹿児島県優秀校入賞(城南)

2007第5回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト10 デジタルイメージ賞入賞(城南)

2008第6回全日本小学校ホームページ大賞
鹿児島県優秀校入賞(城南)

2008 第8回週刊アスキーこどもホームページコンテスト 準グランプリ作品プロデュース

2009 第7回全日本小学校ホームページ大賞
特別推薦枠選出(県代表)
同賞
全国ベスト8入賞

2009 第16回マイタウンマップコンクール
上月スポーツ・教育財団賞受賞

2010 第8回全日本小学校ホームページ大賞鹿児島県代表選出

九州ウェブサイト大賞2010最優秀賞受賞

プロフィールのつづきはこちら

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