自分へのXmasプレゼント

テーマ:その他

自分へのXmasプレゼントをAmazonで注文しました。


認知心理学を語るシリーズの2巻
おもしろ言語のラボラトリーです。
市立図書館で借りて面白かったので,手元に置きたくなり購入しました。

興味をもったのは,脳の中で文章理解がどのようにすすむのか,というページです。
トップダウンとボトムアップで進む文章理解については,授業で提示する学習のめあてに関連していて面白い。

例えば,国語科のめあてにおいて
「○○は,なぜ,○○したのだろうか」
という形式をみかけます。

「なぜ」を問うと根拠を見つける作業になりがちです。

頭の中である程度の結論があり,その理由を文章の中から見つける学習になりやすい。
このめあてでは,授業の終末のまとめの段階では「○○だから」という結論の根拠をまとめることになり,解釈を広げるような授業にはなりにくい。

授業巧者は発問等でうまく解釈を広げるところまでいきそうなのですが,深く考えない授業者がなぜのめあてで授業を進めると,文章から理由となる語句を探すことに意識がいきそうで怖い。

ですので,授業において「○○は,なぜ,○○したのだろうか」のめあて「だけ」で学習を進めるのは,いささか危険な気がします。

紋を切るように「問題解決的な学習を進めるために,「なぜ」を問うのだ」という理屈には,私は違和感を感じるのです。(なぜを問うこと=問題解決的だとは限らないという意味です)

言い換えると,ボトムアップ型のみの文章理解の方法で学習を進めるのは危険だと私は考えるのです。
詳細な文章の把握を求めるのは,従来の学習に戻っているような気がするからです。

現在,PISAでいわれる「読解」は従来日本で使われていた「読解」の意味とは異なります。
PISAの読解は,「情報の取り出し→テキストの解釈→熟考・評価」であり,文章の内容を正しく把握する意味での「読解」に留まるものではありません。


ボトムアップ型だけではなく,トップダウン型のめあても上手に織ませながら,学習を進めるべきではないか,考えるのです。

まだ,ぼんやりと考えている段階なので,考えを整理するために,自分へのXmasプレゼントとして,本を購入。

・・・実は,市図書で上記の本を借りていたのですが,大幅に返却期日を過ぎて返してしまったのでした。

追記
私は問題解決的な学習を否定していません。むしろ肯定していますので誤解のないように^^
安西祐一郎著の「問題解決の心理学」(名著!)にも目を通しました。念のため。
↑これも,すこぶる返却期間を過ぎてしまったのですが・・。すんません。

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プロフィール

電脳ケンさん

H7-H9 文部省指定
僻地高度情報通信設備活用方法研究事業に従事

2003第1回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)

2004第2回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)

2005第3回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト8入賞(西陵)
文部科学大臣賞受賞


2006第4回全日本小学校ホームページ大賞
鹿児島県優秀校入賞(城南)

2007第5回全日本小学校ホームページ大賞
全国ベスト10 デジタルイメージ賞入賞(城南)

2008第6回全日本小学校ホームページ大賞
鹿児島県優秀校入賞(城南)

2008 第8回週刊アスキーこどもホームページコンテスト 準グランプリ作品プロデュース

2009 第7回全日本小学校ホームページ大賞
特別推薦枠選出(県代表)
同賞
全国ベスト8入賞

2009 第16回マイタウンマップコンクール
上月スポーツ・教育財団賞受賞

2010 第8回全日本小学校ホームページ大賞鹿児島県代表選出

九州ウェブサイト大賞2010最優秀賞受賞

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