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光を観ている

テーマ:生い立ち
建築設計を学んでいた学生時代に、修士取得のための
卒業設計というものに約1年間かけて取り組むことができる。

クラスのみんなが次々と図面やスケッチに手を動かし始める
1ヶ月目、私は何を設計するかすら決めあぐねていた。

" I really cannot figure out what building type to design ! ! ! "
半ば焦っていた私はドイツ人の Heiner 指導教官に泣きつくようなコメントを
発してしまった。

Heiner 曰く

Hi-dekki、(←何故か(ひぃーでっき~)と、「kが二つ」で発音されていた)
この課題ではどんな用途の建物を設計するのかが大切なのではない。

どんな空間をつくりだせるのかを訓練するんだよ。
建築において、立地にかかわらず普遍的なものがひとつだけある。

それは

             「光」

                           だよ。


建物の用途なんて、悲しいかな10年おきに(every decade )変わるもの。
変わらないのは建物の骨格(frame)、外との関係で言えば「光」の扱い方。


その落ち着いた、ひとつひとつの丁寧な説明に
頭を鈍器で殴られたような感覚を覚えたものです。


当時、バブル全盛期(衰退は目前でしたが)の日本の建築を志望する若手の間では
「ガラガラポン方式」 が流行っていました。

たとえば、
「集合住宅と商業施設の間にギャラリー空間を設けて...こんなのできました~!」
的な提案が多かったのです。

そこへ来て


「光」


といわれて、その根底にある建物というものに対する考え方まで理解するのには
少し時間がかかりましたが、そのあとの設計は比較的流れるように進みました。


   →思いっきりやりたいことを絵に描いてみる。

   →夜な夜な模型を作っては光を当ててみる、

   →模型の上に小さな人を立たせてみる、

   →写真を撮る...

   →写真をスライド映写機で映してみる。

   →明かりを落としてその映像を模型に重ねてみる。

   →写真を撮る

   →成果を言葉なしで発表する
     (英語で説明できずに....)


それはもう、楽しいものになりました。

毎回、教官やクラスのみんながアドバイスくれました。

また、進みました。




光を観る。

「観光」 も同じ。 地域の光を観る、その土地の人の光を観る。

そうして、いまの自分が、ある。

コメント

  1. ホテル関係者
    2011/07/08 09:54
    感動しました!光ですね!
    聖書に”Walk in the light" とありますね。
    先生の言葉、きっと一生を貫くような、そんな言葉となっているのですね。
    2011/07/20 00:12
    更新も不定期な拙いブログですが、見てくださり、
    そしてコメントまでありがとうございます。

    "Walk in the light"

    私の幼稚園での教えが、
    「光の子らしくあゆみなさい」でした。
    もしかして同じ意味なのかもしれませんね!!

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