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アーカイブ【音楽と社会 vol,5】

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昔と今の変化… 移り変わるシーン。昔の良さと今の良さ。2つは繋がっており、また繋がっていく。

「音楽と社会」vol,5 鹿児島バンド今昔物語。

20年ほど前… まだ僕が多感な少年だった頃、世はバンドブーム。僕の通っていた高校は特にバンドが盛んで、日曜日ごとにライブがあった。
その頃は、ちゃんとしたライブハウスは無く、ディスコで、昼間にあったり、練習スタジオや貸しスペースであったりした。

それから数年後、本格的なライブハウスが出来て、ライブが日常的に行われるようになる。
その頃は、まだオリジナル曲を作るバンドも少なく、ましてやCDリリースなど夢のような時代でもあった。
それから更に、時が過ぎ、ライブハウスが増え、大きなライブホールが誕生する事で、多くのミュージシャンが鹿児島を訪れ、ライブする事が多くなった。
それまで、プロが来鹿すると言ってもライブではなく、いわゆるコンサート。
ライブハウスの登場で、遠い存在だった本物の音を感じる事が出来るようになった。
鹿児島から世に出るバンドも多くなった。CDだって自主制作で出せる時代だ。オリジナルだって当たり前になった。有名なバンドと対バンする事だって可能になった。
オーディエンスも身近でたくさんのライブを見て、多くのジャンルの一流の音を肌で感じる事が出来る。

あぁ なんというスバラシイ時代!環境の変化は、鹿児島のバンドシーンに大きな進化をもたらしたのだと思う。
でもあの頃のライブ…自分達で場所を探して、チケットやポスターを作り、配って…自分達で1から作って…不便ではあったけど面白かった。無いからこそ、作り出そうと思っていた。
勿論、環境は今の方がはるかにいい。多くの選択が出来る。

でも…今のこの環境が当たり前と思わずに、自分達で新しい「何か」を作っていこうと心がける事も大切だとも思う。
時に不便だからこそ、楽しみが作られていく事もある。満足してしまってはそこで終わりとなる。
時代が進んでも音を楽しむ心は変わらない。あの頃のシーンと根本は同じ。
鹿児島のバンドシーンは、これからもっともっと面白くなる。

text by chabin.(under's high vol,6より抜粋)


アーカイブ【VIVA あの頃】

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三越ショックはいたる所に影響を与えていくと思われますが、先日のニュース…【三越鹿児島店(鹿児島市呉服町)の2009年5月閉店を発表した会見で、同店の2008年度売上高が98億円と、ピーク(1995年度)の190億円からほぼ半減となる見通しを明らかにした。】

ピーク時の10数年前…僕は20代前半くらい…色々な意味で楽しかったし、未来というものを夢見ていた気がいたします。その頃、まさかデパートが無くなるとは想像もしておりませんでした…

昔は良かった、良かったという事ではないのですが、若かった事もあり、やっぱり今より活気というものを感じていた気がいたします。昔を懐かしみつつも今、また新しい…今の時代の活気を生み出していかないといけないですね。
でも…楽しかったなぁ。

アーカイブよりそんなコラムを…

VIVA!「あの頃」

遊び盛りの10代から20代前半をバブル後期に過した私にとって、今の世の中は少々パワーダウン気味だ。
それはもちろん経済の衰退や世相も反映している訳だが・・・。
携帯もポケベルさえもなかった「あの頃」、コミュニケーションを取るには、自らがその場所に行くしかなかった・・・つまり夜の天文館の社交場である!

そこへ行けば誰か居て、話して、よくわかんないけど隣の人と酒飲んで、次の店に行くと、また誰か居て、約束した訳でもないのにみんなそこに居て、気が付くと朝になり個々に解散する日々だった。
とにかく自分も若かったが皆がパワフルだった。いわゆるディスコのようなクラブには、今みたいにお洒落にまとまった感じはなく、パンクからゴスロリ、お姉さんOLから普通のサラリーマン、おシャレ系の職業の人、場違いなおじさんまで多種多様な人種が集まった。
そして同じ箱の中で同じ音楽を聴き同じ楽しみグルーブ感を味わっていた。今なら携帯でやり取りして「今こんな状況!」などと写メでライブ中継してもらえるんだろうけど、「あの頃」はとにかく現場に行かなきゃ楽しさがわかんない!だから一晩に天文館アーケードの横断歩道を何度も往復して、爆音と談笑の詰まった箱の扉を片っ端から覗いては夜宴に参加するのであった。

しかし今は個人主義の時代!だから、ご飯食べに行くと個室、友達とはカラオケボックス、恋人とは出会いも別れもメール、友達いなくてもパソコンを相手に何時間でも過せる。
少ない労力でコミュニケーションも情報もやり取りできる便利な世の中は、鹿児島の天文館の活気をもデリートしてしまったようだ。
そんな「あの頃」話を喧喧諤諤、オーバーサーティーの女子同士で「あの頃」のズブロッカではなく、ソフトドリンク片手に話し込んでいる場所が「あの頃」なかったネットカフェとは・・・これまた時代の流れには逆らえませんね・・・。

Text by シバハラヒロノ。(under's high vol,4より抜粋)

アーカイブ【さつまとえいこく】

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11月に行うイベント「鹿児島ロンドン化計画」にちなみまして、アーカイブよりコラムを掲載いたします。
著者は、古くからの友人で、現在はイギリスの方と結婚し、ロンドンに住んでおり、向こうの文化にまつわるコラムを書いてもらっています。ほのぼのとしたコラムが魅力的です。(ちなみに、このコラムを書いてもらった時は、結婚が決まった頃でした。)

「さつま と えいこく」

1863年、薩英戦争。
当時、世界最強といわれた最新式の大砲を備えた英国と「日本」ではなく、ただ、1つの「藩」にすぎない薩摩が戦った。

1人の薩摩藩士が大名行列を乱したという理由でイギリス人を斬りつけた事件(生麦事件)が引き金となり、ここ鹿児島の地で起こったこの戦争は、両国の軍事力の差が顕著にありながらも、薩摩は英国にひけを取らなかった。

…とはいえ、戦争後、圧倒的な軍事力、技術の差を見せ付けられた薩摩は、英国との友好関係を築いていく事を選び、その際に薩摩から英国に送られた品物の1つが、【SATUMA・ORANGE】(温州みかん)。

当時のイギリスでは子供の健康を保つ為、手軽に栄養をとれる薩摩のみかんがとても重宝されたそうだ。

そして、戦後150年近く経った現在でもイギリスで【SATUMA】の名で人々に愛されている。

なーーーんて、ちょっと歴史の授業的な話になってしまったけど、そんなイギリスに縁とゆかりのある薩摩に生まれ、薩摩で育ったおごじょ、ワタクシはイギリスに暮らして早3年半。
薩摩藩士が戦争後にイギリスに学ぶため、留学したように、私もイギリスで勉学に励み、そして遂に今、生粋の英国人と生涯を共にしようとしたりなんかしている。(そうそう、ワタシ、嫁に行くんです。)

それが、薩摩と英国の友好関係をさらに深めることになっちゃったりするわけだけど、異国の地で外国人として暮らしていく事に不安が無いわけではない。

私もあの【SATUMA】のように、英国の地でみんなに愛されたらいいなぁとかなんとか思うのである。

text by トーマス・いづみ。(under's high vol,1より抜粋)

アーカイブ【音楽と社会 vol,3】

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すみません、アンダーズ・ハイ発行の準備など気ぜわしくて…ゆっくり書けず、アーカイブが多くなっているのですが…

自分はロックというものに触れて、人生が変わったと思っているので、こうした音楽の話が多くなってしまうのですが… ロックの持つパワー…決して世界は変える事は出来ないかもしれないけれど、人1人1人は変える事の出来るパワー。悩みの放出、熱さというものが内包されていると思うのです…

アーカイブより「音楽と社会vol,3」をお届けいたします。


音楽と社会 vol,3 「ロックが生まれた日」

「ロック!」今でこそ、当たり前のジャンルとして定着し、その響きに何も感じる事はないかもしれない…
しかし、この言葉の中には…常に反抗のアティテュード(姿勢、考え方、意識)が内包されている。それはロックの誕生から宿命づけられている…

ロックの原点であるロックンロール…1950年代、アメリカのラジオDJ「アラン・フリード」が黒人音楽であった「リズム&ブルース」を「ロックンロール!」と、彼独自の造語で呼び始めた事で産声を上げた。
黒人の音楽を白人のDJが大っぴらに流す事が出来なかった当時、彼は、ジャンルを言い換える事で、自分の番組で曲をかけまくり知られていない魅力的な黒人音楽を多くの若者に発信していった。
ラジオから流れるロックンロールは、人種に関係なく、若者を魅了し、瞬く間に広がっていく…
そして、エルヴィス・プレスリーが登場し、商業的成功により、ロックンロールは確立していった。

…1950年代…世界大戦の戦勝国として豊かな社会を形成していたアメリカ…
景気拡大を背景に様々な文化が華開いていく…テレビを始めとした電化製品を皆が持ち、キャデラックを乗り回し、パーティで騒ぐ若者たち…いわゆるフィフティーズ…古き良きアメリカの時代だ。
しかし、同時に多くの問題を内包していた時代でもあった。ソ連の核実験成功による核戦争への不安の高まり…社会主義との確執、そして人種差別問題…

自由を謳いつつも人種間の隔離が当たり前の事となっていた時代…そんな中、ロックンロールは誕生した。いや、だからこそ生まれてきたのかもしれない。
白人と黒人が同じ音楽を楽しみ、踊るというロックンロールは今までの慣習を大きく打ち破った。
音楽を楽しむという事は人種、階級、性別など全てを越える事を証明してみせた。
しかし、今まで有り得なかった光景に驚いた保守的な大人たちは、眉をひそめ、悪魔の音楽と忌み嫌っていく。
ロックンロールの名付け親アラン・フリードも圧力により音楽業界から追放された…
一体、大人たちは何を恐れていたのだろう…?

後のパンクムーブメントでも見られる光景だが、階級や古き慣習を破るものがいると保守的な大人たちは抑えつけようとする。いつの時代も変わらない… 自分達が作り上げた固定観念を壊される事に怯えている。
しかし、若者のエネルギーは抑えられても…いや、抑えられる程、バネのように力を蓄え、大きく飛び上がる。
そう!ロックンロールは社会背景が生み出した大衆音楽であり、同時に大人たちに対するアンチテーゼであり、型にはめようとする社会への叫び、若者たちの武器だったのだ。

…しかし人気を得るに従って、大衆性を強め、本質が薄れていく事は世の常なのかもしれないが…ロックンロールは、多くのジャンルに多様化し、より抽象的な「ロック」へと姿を変えていく。
ある意味、大人たちにより、商業化され、踊らされている面もある。
では、ロックンロールは敗れたのか?いや、若者が若者である権利、悩みや矛盾、反抗心を失わない限り、ロックは死なない。
「ロック」は単なる音楽のジャンルではなく、生き方そのものなのだから…

text by chabin.(under's high vol,3より抜粋)

アーカイブ【音楽と社会 vol,2】

テーマ:ブログ
音楽から社会が見える。社会から音楽が見えるという趣旨で書かれるコラム「音楽と社会」。

アーカイブから80年代のポップシーンの変化を書いたコラムをお届けします。

音楽と社会 vol,2「プラスチックの世界」

1978年のセックス・ピストルズ解散により、「パンクは死んだ」いや、終わりは始まりであり、そこからまた新しいムーブメントが誕生した。ハードコア、oiパンク、ポジティブパンク、ニューウェーブなど様々なジャンルに派生していく…(この話はまた今度ゆっくり。)

ニューウェーブ時代の到来を印象付けると同時に象徴する曲がある。イギリスのポップユニット「バグルス」の「ラジオスターの悲劇」。
ポップな曲調で憶えやすく、聴くと「あぁ~」と思う人も多いと思う。
でもこのポップなメロディとは裏腹に歌詞は「ビデオが登場して、ラジオスターだったあなたの心を壊してしまった」という内容であり、これがなんと1983年からスタートした「MTV」初オンエアのビデオクリップとなった。
まさにラジオからビデオへ、音から映像、アナログからデジタルへと移り変わる時代を表した曲だったのだと思う。

MTVの登場で、いわゆるプロモーションビデオが主流となり、例えば、マイケル・ジャクソンの「スリラー」など映画のように映像を駆使した音楽が世界に発信され、大ヒットとなった。
それから時代はより進歩し、今では携帯電話をポケットに入れ、映画のような美しい画面のゲームをして、ネットで音楽を取り込んだりする時代だ。
今に比べたら僕らがデジタルだと思っていたのは、なんてアナログなんだろう。
でも、チープなデジタル音や初期のファミコンのアナログなポリゴン… 何だか、とても懐かしく、そして新しいカッコよさを魅せてくれる気がする。

これからも新しいメディアが生まれて、古きものは追いやられていくかもしれない。でもラジオスターは死んでいない。進歩がどれだけ進んでも古き良きものは心に残り続ける。
今も色褪せない昔のかっこいい音楽がそれを証明している…

text by chabin.(under's high vol,2より抜粋)

【バグルス・ラジオスターの悲劇 http://jp.youtube.com/watch?v=XWtHEmVjVw8】


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