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under's high vol.12【プレカリアート2-unchained gang】

テーマ:ブログ
現在、配布されておりますunder's high vol.12…特集テーマは「プレカリアート2-unchain gang」。

プレカリアートとは、precario(不安定な)と Proletariato(プロレタリアート)をあわせた造語で、不安定な労働者を意味する言葉。 2003年、イタリアの街路に落書きとして現われ、ユーロメーデーの中で広く使われるようになりました。

今ですと、農業や自営業者、派遣社員など不安定さを強いられる労働者すべてを指すかと思います。

約1年前の特集で、「プレカリアート1」として、「貧乏人の逆襲」の著者「松本 哉」さんにお話を伺ったりと、プレカリアートの定義的なテーマとして書きましたが、今回の2は、鹿児島のプレカリアート的な生き方や感性を持つ人たち、また、同時に現実として、ビッグイシュー鹿児島の方に話を聞くなど、より身近なプレカリアートを描いたものとなります。

「プレカリアート」というと、現実的で暗いテーマになりがちで、不遜と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、お金という価値観だけではなく(勿論、生きる為に必要なので、いらないという意味ではありません)自分の生き方を模索し、実現していけるように生きるというポジティブな意味で捉えております。

そして、今回のサブタイトル「unchain gang」(アンチェインギャング)。この場合のギャングは、一般的に知られる暴力的な意味合いでのギャングではなく、「一団」を意味しています。

ザ ブルーハーツの曲のタイトル「チェインギャング」がイメージソースですが、「un」をつける事で、「縛られない」、「解き放たれた」という意味合いを込めました。

今の時代、どこか見えない足かせに繋がれ、行き先も分からぬまま、みんなで歩かされている気がしていて… そうした中、従来の価値観に囚われない人たち…僕らの感じるポジティブな思いを表現したサブタイトルとなっています。

こうした時代、恐ろしいと感じるのは、ネガティブな空気が蔓延し、希望を持つ事が出来なくなる事だと思っています。
僕も、お店をやっていて、うまく行かない毎日にネガティブになりがちです。
そうした中で、自分たちに言い聞かせつつ書いた気が致します。
楽観的でもなく、諦観でもなく、現実をしっかりと認識した上で、生まれてくる力強いポジティブ。自らの思いや価値観で、未来を切り開こうとする強い意志が今、必要なのだと思います。

同じように生き方を模索し、時に苦悩するプレカリアート… 見えない鎖を引きちぎろうとする人たちの為に…




…相変わらず、サイズが小さく、ページ数も少ない為、語れる事も限られておりますが、それぞれ読んで何かを感じていただければ嬉しいです。町で見かけましたら、是非、手にとってお持ちかえり下さい。どうか、よろしくお願いいたします。

発刊の喜びを感謝と共に。under's high 一同。

コメント

  1. Re:
    2010/02/14 16:02
    under's highさん初めまして。
    私は今回プレカリアートという言葉の存在を初めて知ったのですが、とっても素敵な言葉だという事を感じました。又、こういう時代だからこそプレカリアートな方々が居ていいのではないかと感じました。不安定であっても自分の生きたい様に生きる事は素晴らしい事だと思います。それに対し、ビックイシューの方の「椅子取りゲームで座る椅子が無いのにもっと頑張れよって言ってるような感じ」という言葉も現実問題として痛感しました。「どこかタイミングが擦れるだけで誰もがそうなってしまう」生きていくというのは難しく大変な事ですね。
    今回色々な事を考える事が出来ました。本当にありがとうございますこれからも楽しみにしています。
  2. はじめまして。under's highのチャビンと申します。
    コメントありがとうございました。

    「プレカリアート」は確かにシリアスな言葉ではあるのですが、おっしゃって頂いたように僕らも不安定であっても負けない自分の生き方を追求する人たちとポジティブに捉えています。そういった思いを読み取っていただき、とても嬉しいです。
    現実としての貧困という問題もありますが、認識した上で、精一杯、生きていく時代になったのかもしれないですね。
    ホント、生きていくのは簡単なようで難しいですよね。

    これからも偏ってはおりますが、その時、感じたことや考えたことなど書いていけるよう努めていきたいと思います。
    良かったらこれからもunder's highよろしくお願いいたします!

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