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アーカイブ【under's high vol.16 コラム・中途半端な気持ちじゃなくて】

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中途半端な気持ちじゃなくて>>

およそ15~20年くらい前…一般的にはとうに思春期を過ぎているはずの歳の頃…オレは『音楽』が嫌いだった。というより『音楽』が好きと認めるのが嫌だった。
スモーキー・ロビンソンのR&B(というか、オレの知ってるのは『ビートルズの』だが)『YOU REALLY GOT A HOLD ON ME』…そこに歌われた"I don't want you, but I need you"というフレーズ…オレにとって『音楽』『ロック』ってのは正にこれだった。好きじゃないけど欲しくはないけど、ただただ必要なんだよ、と。
日がな一日レコードやCDを聴き狂い、楽器を持ち、歌い、一時はそれがなくちゃ生きられないとすら思い込んでいたオレは、「音楽好きです。」とか「何でも聴くよ。」などと臆面もなく言えるヤツや、履歴書に「趣味・音楽鑑賞」などと簡単に書けるヤツと、どうしても同じでありたくなかった。オレにとって、『音楽』や『ロック』とは『好き』になるものじゃない、特別な何かだった。

しかし、それから歳をとるごとに色々な事を知るようになる。見えなかったものが見えるようにもなる。
オレは特別な人間なんかじゃなかった。27歳を過ぎても死ななかった。ジョニー・ロットンは太ったペテン師だった。ラモーンズは宇宙人でも不老不死でもなかった。そして『音楽』も『ロック』も、何ら特別な力を持ったものではなかった…。

そんな当たり前のことを受け入れて、初めて気付くこともあった。オレは何者でもない、しょぼくれた只のオッサンだけど、それがどうした、ロックミュージックを奏でるこの瞬間、誰よりも気持ちいいぜって今確かに感じるんだ。
『音楽』も『ロック』もただそこに在るだけで、別にこちらに何も求めちゃいない。だから葛藤する必要なんてない。葛藤するのが『ロック』だけれど、その先にもまた在るのが『ロック』であり『音楽』だった。
葛藤の末にオレは今、不惑を前にして言える。「僕、パンクロックが好きだ。」

Text by SG(snub nose)

アーカイブ【under's high vol.16 コラム・ネクストパラダイム】

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「ネクストパラダイム」



かつてあれだけ街に溢れかえっていたカンカン帽達はどこへ消えたのか。
クローゼットの奥にしまわれたのだろうか。
燃えるごみの日に出されてしまったのだろうか。
メディアによって爆発的にもてはやされ、売り出され、一気に使い捨てられる。
ビジネスとしての成功例である反面、ファッショントレンドの冷酷さを見た気がした。
仕事にしてしまうくらい洋服が好きな自分としては、やはり悲しく、つまらなさを感じる。

2011年の春夏コレクションを最後に引退を発表したzuccaデザイナー小野塚氏の言葉には考えさせられた。(以下一部抜粋)
『環境が変わり過ぎた。35年前には、手がつけられないような熱気や着ることへの喜びがあった。今はこれだけ服があふれる中で、何ができるのか。 地球資源が減少する中でも、安くて早い大量の過剰な刺激が求められている。そんな仕組みやスピードの中での仕事に興味がなくなった。ファストフードやファストファッションで育った子が後に求めるものまでは責任が持てないし、自分の仕事ではない気がする。』

同ブランドで20年以上に渡り、最前線で活躍してきた氏の言葉には重みがある。
作り手や売り手側はもちろん、買う側である消費者にとってもドキッとするような言葉である。
ファッションに限らず、過剰で消費的な手法がナンセンスであることは、もはや多くの人が感じ始めている事だ。
加えて、物と情報で溢れ、それさえも当たり前すぎて退屈になった今、 次に求められるもの、求めるべきものは何なのか。
氏の言葉を読んで、ゆるやかなカウンターが本当に起り始めているのを感じた。

速さや安さ、便利さを追求した結果に失われてしまった個性や本質、作り手の思いやコミュニケーション、歴史や背景が、再び大切にされるような時代がやって来るのではないだろうか。
路地裏の商店に小さなバー、職人や農家からストリートミュージシャンまで…

思いを秘めたインディーでマイノリティなすべてのみなさん。さぁ、出番ですよ。


Text by オーサコ(crack floor)

アーカイブ【under's high vol.16 on the road】

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アーカイブ【under's high vol.16 コラム・新人類との遭遇】

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「新人類との遭遇」

過去7カ月、ロンドン大学東洋アフリカ学院、大学院にて、勉学に励んでいる。7年前までなかなか不真面目に大学生活をおくり、その分素敵な友達を いっぱいつくって遊びほうけていた鹿児島時代と
は違い、イギリスの大学のスパルタ教育の下、文字通り必死に勉強漬けの毎日だ。そして、会社勤めをしていた時とは違う、上下関係、職種も関係ない新しい環境に飛び込んでみて、そこに生息する新人類と彼らが起こす事件に驚愕する毎日でもある。

まず、この大学は半分以上の生徒が留学生である。宗教も肌の色もばらばら。イスラム教の人の為にお祈りルームまで設けてある。年齢層もばらばら。大学院は特に、30代から60代が多い。毎日昼休みには、ヒンズー教の宗教団体が、ベジタリアンカレーを無料で配りにくる。(結構おいしい)ある朝 学校に登校すると、広場にでかいゲル(モンゴルの遊
牧民の家)が建てられている。(結構、中に入ると暖かい。)政府が授業料を引き上げると言えば、鼓笛隊と共に3000人以上がデモに参加する。(結構、個人的に応援してたりもする。)デモの集会場を確保するために、勝手に学校の教室を占拠して授業がなくなったりする。その際、余りに緊迫した状況だったのか、キャンパスには相当数の警察が見張りにくる。と、まあ、ここまではまだありうることなのだが…
 先日、セミナーに参加した際、先生が生徒20名に対し何カ国語を話せるかと1人1人に問うた。私とある1人の生徒が2カ国語と答えた後、その他全員が4 カ国語以上話すと答えた。20名中18名が
そう答えたのである。また、この学校にはフォトグラフィックメモリー、つまり、本などを“見た”だけで、写真のように全てをそのまま記憶できる人たちがいる。私は只でさえ現実味のない学生生活に慣れるのにひーこらしているのに、こんなにスーパーヒューマンに囲まれては、驚きモモの木にも程があるのである。

text by トーマス いづみ
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鹿児島の人や歴史、文化を独自の視点で切り取っていくフリーペーパー「アンダーズ・ハイ」

6ヶ月に1度の季刊発行となります。次号(vol.22)は、2013年11月2日(土曜日)発刊予定となっております。

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